THE THOR(ザ・トール)にはデフォルトで会話風の吹き出し機能が備わっています。
しかし、2019年3月現在では吹き出し画像と画像の名前を設定で変更することができません。
記事編集画面では変わっていないように表示されますが、プレビューで確認すると正常に表示されています。
この記事の内容は必要なくなったかもしれませんが、別に機能しなくなった方法ではないので、こういう方法もあるよって意味で残しておきますね。
画像の変更方法は公式マニュアルに記載されていますが、ちょっと分かりにくい書き方でサポートフォーラムでも画像の変更方法について質問があがっています。
なので、今回は吹き出し画像の変更方法と簡単な使い方の説明をしたいと思います。


吹き出し機能の解説
吹き出し機能はデフォルトで画像が入っているので最初から使えます。でも使いたい画像があるのなら最初に設定しておくと楽ですよ。
吹き出し機能の設定方法
まずは吹き出し画像の登録と枠線などの色を設定していきます。
【外観】→【カスタマイズ】から【パーツスタイル設定[THE]】を選択します。
次は【吹き出し設定(個別ページ用)】を選択します。
画像サイズ・画像・名前を設定する箇所があります。
画像サイズは【ノーマル(default】と【ビック】の2種類あり、お好みで変更してください。
吹き出しに設定できる画像は2つだけですが、普通にブログ運営するには十分でしょう。


吹き出し機能の使い方
吹き出し機能を使う場合、エディタはクラシックタイプになります。ブロックエディタで使用する場合はクラシックブロックを使いましょう。
あとはコメント部分を消して任意のセリフを入れましょう。
吹き出し画像の変更方法
吹き出し画像を変更する前に、差し替える画像を用意しておきましょう。用意する画像は、極端に小さくなければ差し替えた際に自動で調整されるので問題ありません。
画像を用意したら、まずは通常通り吹き出しパーツを挿入しましょう。
デフォルトの「左画像(ボーダースタイル)」を表示させました。
次に画像を変更します。
赤丸の箇所をクリックしてカーソルを移動させましょう。
次に「メディアの追加」ボタンをクリックして差し替えたい画像を選択して「投稿に挿入」ボタンをクリックします。
無事、画像が変更されれば成功です。
キャッシュを削除して再読み込みをしてみてください。
吹き出し画像の名前を変更する
無事、画像を差し替えることができれば、次は名前を変更させましょう。
今のままでは「Name」と書かれているだけなので、あまり具合が良くありません。
赤枠の「Name」を任意の名前に変更しましょう。
ビジュアルエディタでの変更
ビジュアルモードでの変更は、「Name」の箇所にカーソルを移動させて直接編集します。
テキストエディタでの変更
画像を差し替えた状態で投稿編集画面をテキストエディタに変更します。
赤枠の箇所を探して「~”>Name</~」の部分に任意の名前に変更します。
試しに「ポチ」としてみましょう。
「~”>Name</~」を「~”>ポチ</~」に変更します。
変更したら、投稿編集画面をビジュアルエディタで見てみましょう。
名前が変更されましたね。
右側の吹き出しも同じように赤丸の箇所にカーソルを移動させて画像を変更しましょう。
吹き出しパーツの利用上の注意点
プラグインなしで会話風吹き出し機能が使えるTHE THOR(ザ・トール)ですが、利用する際にいくつか注意点があります。
他の画像や名前を固定することはできない
プリセットパーツから選択する吹き出しパーツの画像や名前は変更した状態で固定することができません。
吹き出しパーツを使うたびにその都度画像を変更したり、名前を変更しなければいけません。
使う頻度が少なかったり、キャラクターに拘りがない人なら問題ないかもですが、今の所ちょっと面倒な仕様ですね。
今後、改善されることを期待しましょう。
1. コメント部分の変更方法
吹き出しパーツを挿入し、画像や名前を変更したらコメント部分にテキストを入力することになります。
ここで注意して欲しいのが、元から入っている吹き出し内の「コメント」というテキストです。
原因は不明ですが新しいテキストを入力する前に、この「コメント」というテキストを削除してしまうと吹き出しの線が消えてしまう時がたまにあります。
また「コメント」の4文字以上にbackspaceキーやdeleteキーを押してしますと、これも吹き出しの線が消えてしまいます。
間違えて消してしまっても元に戻すのは簡単なのですが、少しでも面倒をかけたくなければ「コメント」のテキストは新しいテキストを入力した後で削除した方が良いでしょう。
ちなみに、吹き出し内での改行はshiftキーを押しながらreturnキーで改行になります。
returnキーだけ押すと吹き出しからカーソルが出てしまうので注意してください。
吹き出し機能の便利な使い方
吹き出しパーツを使うたびに画像を差し替えたり名前を変更したりするのは結構面倒ですよね。
テーマがバージョンアップされれば、そのうち改善されるかもしれませんが、それを待っているのも面倒なことでしょう。
そこで改善されるまでの間、面倒な作業を短縮できる方法を説明したいと思います。
その方法とは、「AddQuicktag」というWordPressプラグインを使う方法です。
有名なプラグインなので知っている人は多いと思いますが、このプラグインを使って簡単に独自キャラを使った吹き出しを入れる方法を説明します。
「AddQuicktag」の使い方を知らない人は下のサイトの記事を参考にしてください。
このプラグインは、タグなどを登録して簡単に呼び出すことができるプラグインです。
なので、吹き出しの画像や名前を変更したコードをプラグインに登録してしまいます。
投稿編集画面で吹き出しを挿入して、任意の画像や名前を差し替えます。
その状態でテキストエディタに切り替えます。
ちょっと見難いかもですが、上半分が「ポチ」のコードで、赤枠部分をAddQuicktagの「開始タグ」下の小さい青枠部分を「終了タグ」に登録します。
同様に下半分が「ゆず」のコードで、同じようにAddQuicktagに登録します。
AddQuicktagの登録画面です。ボタン名などは任意でお願いします。
あとは投稿編集画面のツールバーにあるAddQuicktagから選択するだけで、簡単に任意の画像や名前の吹き出しが呼び出せます。
是非、活用してみてくださいね。
3つ以上のキャラクターを設定する場合にこの方法が役立つでしょう。
まとめ
今回はTHE THOR(ザ・トール)の吹き出し機能のカスタマイズ方法を説明しました。
プラグインなしで会話風の吹き出しが使えるので、是非活用してオリジナリティのあるサイトを作成してくださいね。